黒部峡谷 山暮らし エッちゃんの日々

下の廊下を歩くと阿曽原温泉の手前でダムの寮のような建物があり、お風呂が丸見えだったことや、こんなところで働いてみたいと思ったことを読みながら思い出したが、まさに黒部峡谷で賄い婦で過ごした日々のエッセイ。
山登りとか、アウトドアとか好きで峡谷山深くにやって来たというガチガチではなく、憧れるていたらうまくタイミングが合った、といった軽いキッカケみたいだ。
やさしいタッチの本文は、情景が思い浮かできたら少し目を瞑り、またしばらくして本文に戻ることができる。なにやら黒部の雪の深々と降るひと部屋にいるような、あたたかさがある。
黒部峡谷 山暮らし エッちゃんの日々
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