スキーアルピニズム 古くて新しい「スキーアルピニズム宣言」

1974年創刊。年3回の刊行で、4号まではネット上でも散見するが、それ以降は発刊されなかったのかな。編集発行はスキーアルピニズム同人、小島六郎、高田光政といった有名どころの名前も見えるがこの同人もネットではヒットしない。

しかしこの雑誌の巻頭の「スキーアルピニズム宣言」がなかなかいい。「スキー場で滑るなんて、なんて画一的で個性も自主性もないではないか!今こそ自然に帰り、自らを見出そう」と言ってる。昨今の状況なら大炎上しそうなものだが、何もスキー場から場外に出よ、なんてことを言ってるわけではない。

しっかり鍛錬と研究を重ねて雪山をスキーで登ろう、というもので昔からあった登山の一つの手法なのだ。それをバックカントリーとも言うのだが、最近はスキー場から出て滑ることと勘違いしているように思う。もちろん、バックカントリーとして準備しスキー場から山を目指し不運にも事故に合ったケースもあるだろうし、登山届を出していなかったということもあるが、登山も事故のある行為なのだがね、、

この雑誌には、本来のバックカントリーの精神と楽しみが満載されており、読んでいて飽きないし、古くもない。「スキーアルピニズム宣言」を何度も読み返して、バックカントリーを楽しみたいものだ。

スキーアルピニズム

軟弱古書店【山岳会会報 計画書 報告書】




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