最初の一歩

今も健在の「茗渓堂」という本屋さんがそもそも私の現在の「一杯飲みの小遣い稼ぎの古本屋」のスタートです。山の本中心に海外のノンフィクション、地図など、登山中心の専門書店で、在学していた学校の本部の近くでもあり本部に出向く折にはよく立ち寄った記憶があります。ぜひこんな本屋さんを「してみたい」と二十歳すぎの頃思っていましたっけ。

この本屋さんでは「北帰行渡部由輝著を卒業前に買い、その後赴任先まで持っていって読みふけったものです。著者は東大の山とスキー部OBで卒業後、なんと就職をせず知床で岩魚の川漁師になろうというノンフィクションです。渓流釣りの楽しさを教えてくれる名著だと思っています。

私が買ったこの「北帰行」はその後、故あって人の手に渡り返却もままならず、私も転職しまぼろしの「北帰行」となってしまいました。
復刻の予定もないし、たまに訪ねる古本屋で出会えることもなく、古本屋さんに見つかったら連絡をお願いもしましたがノーアンサーのままでかれこれ二十年が経ちました。そしてブロードバンドの時代が到来。

当時、本販売サイトが話題になっていましたがいくつか徘徊するうちに
涙のでそうなうれしいサイトを見つけ、古本の「北帰行」を再び手にすることができたのです。そして「私でも古本屋の真似事ができるかな?」とかすかな光明、いやいや妄想がよぎったのです。

これが間違いのもとでした
(つづく)
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tag : 茗渓堂 北帰行 渡部由輝

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