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黒部峡谷 山暮らし エッちゃんの日々


下の廊下を歩くと阿曽原温泉の手前でダムの寮のような建物があり、お風呂が丸見えだったことや、こんなところで働いてみたいと思ったことを読みながら思い出したが、まさに黒部峡谷で賄い婦で過ごした日々のエッセイ。
山登りとか、アウトドアとか好きで峡谷山深くにやって来たというガチガチではなく、憧れるていたらうまくタイミングが合った、といった軽いキッカケみたいだ。
やさしいタッチの本文は、情景が思い浮かできたら少し目を瞑り、またしばらくして本文に戻ることができる。なにやら黒部の雪の深々と降るひと部屋にいるような、あたたかさがある。
黒部峡谷 山暮らし エッちゃんの日々

アルプスと高原

アルプスと高原

書名とは似合わない表紙だけど、懸垂下降しているのかな?裏表紙はどこかの山小屋のランプとザイルの窓の向こうに頂上が見える図。

ヤフオク「アルプスと高原」

発行は日本交通公社、今のJTB。旅行会社が登山のこんなロッククライミングの本を当時(昭和32年刊)出してたんだ、まして日本山岳会監修、と表紙の書名の下に銘打ってるので、「がわ」だけ見るとロッククライミングの技術書に見えるが、頁を開けるとそこには一般登山のコースガイドが広がる。巻頭写真なんかは、カモシカの子供を抱く女性や、白馬鑓温泉になごむ女性たち、はたまたキャンプファイヤーで火を囲む登山者、とまったくの楽しそうな一冊。そりゃそうだ、旅行会社の作る本だもの。楽しくなければならないのは当然だよね。当時の大学山岳部の連中は「新人哀歌」を思い出しながら、なんだ、この軟弱な本は!と激怒したことだろう((笑)

でもこの表紙の写真はまったく内容とは合わないんだけど、まさかキャンプファイヤーの写真の上に日本山岳会監修もおかしいしな。メンツを立てたのだろうか?


テーマ : 古本新規商品紹介
ジャンル : 本・雑誌

森林官が見た山の彼方の棲息者たち

釣り師とか、山師とかは、山を相手に生活していることには間違いないだろうが、彼らは里に住処を持つ人たちだ。この書は山の奥深くに人知れず住んでいた幻の人たち、例えばサンカなどを綴っているようだ。なんとなくお伽噺みたいで、もしこの秋に近くの山を歩いていて何か痕跡のようなものがあれば、ワクワクしそうだ。

テーマ : 紹介したい本
ジャンル : 本・雑誌

山と渓谷

雑誌「山と渓谷」が創刊1000号を迎えることができたそうな。パチパチパチパチ。私の趣味の範囲ではJTB時刻表が1000号をすでに突破しています。ほかにもいろいろな長寿の雑誌があるのでしょうが、この山渓の場合、昭和5年の創刊ですから、88年の紆余曲折を経ての到達です。

組織が何十年も存続できたからこそ、この1000号を読むことができるわけで、創業時代からの携わってきた人々の地と汗と涙の結晶と言わざるをえません。今、この雑誌を手にできたなら、先人に感謝の念を、そしてゆっくり頁を開いてゆきたいものです。

山と渓谷

そんな「山と渓谷」、弊店でも少しライナップがございます。ぜひ軟弱古書店 山と渓谷をご覧ください。

テーマ : 紹介したい本
ジャンル : 本・雑誌

タシロフライズ・イラストレイテッド

フライのイラスト集。写真をもとにした解説集よりはこの細かなイラストを参考に自分流のフライを作るのがいいらしい。いいらしい、というのは自分はフライは作らないので、もっぱら既製品を買うばっかりだ。でも好きな人でなくともぼんやりページをめくってると疲れもとれるというものだ(笑)。一種の模型ににているかもしれない。プラモデルやフィギアなど動かなくてもいいので、そのディテールをじっくり眺めているだけでよい、そんな世界だ。



タシロフライズ・イラストレイテッド―鱒が飛びつくフライ タイイング田代 法之 イラストレーション宮坂雅木 廣済堂出版

テーマ : 紹介したい本
ジャンル : 本・雑誌

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プロフィール
  • Author:中山幹彦
  • 雨の日は山の本。
    山は逃げないから、
    ウィスキーでも舐めながら、山の本を読もう。

    山の古本屋 軟弱古書店
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