夏を前に思わず手にとってみたい二冊「山登りで出会った昆虫たち とちぎの山102山」 「菊池哲男の山岳写真の写し方: 山で出会う絶景を美しく記録する」

山では昆虫なんて意識して歩いたことはなかったが、子どもと一緒ならこんな本も一冊いいんじゃないかな?大人は山の眺望やお昼の弁当のことや、新しく買った山グッズの自慢などに話の花が咲くのだろうけれど、子どもは昆虫なんかに目を輝かせるのかもしれない。

写真は私もそうだが、自分の感性がすばらしいものと信じて疑わず、やみくもにシャッターを押しているが(笑)、10インチくらいのモニターで見るとガッカリしてしまうものが大半。いや狙いはいいんだけど。まあこんな向きのかたにはぜひ、やはり写真の基礎を学ぶべきだ、秋にはびっくりするような写真をみんなに公開できるはず。

そんなわけで、夏を前に気になった二冊のご紹介でした。

  

思わず手にとってみたい一冊

Ps 7月の営業日案内アップしました

テーマ : 紹介したい本
ジャンル : 本・雑誌

「知床縦断に賭けた青春」

著者の渡部由輝さんは、東大T友会山とスキーの会のOB。一年先に就職した高校の同級生を誘い、知床で川漁師を目指したのだが、確かにオショロコマを釣ってお金を得たのだが、これでは決して生活できないことを悟り、、、といった経歴の持ち主だ。

その流浪の記ともいえる氏の「北帰行」、学生時代に出会い、この行動力に感服し、知床のほとんど人跡のない河川山野で出会う川師や山師の痕跡を追いながら、米と味噌を担ぎ野宿して魚を求めて歩く、そんな世界に魅かれて何度となく読み返したが飽きることなく大切な一冊だった。

そして、このたび「知床縦断に賭けた青春」が出版された。もう七十歳を優に超えておられるのだろうが、その間、どんな旅を続けておられたのだろうか?興味津々、ぜひ読まなければならない一冊だ。



思わず手にとってみたい一冊「知床縦断に賭けた青春」

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戦場カメラマン沢田教一の眼 青森・ベトナム・カンボジア1955-1970

ピューリッツァー賞を受賞した日本の代表的な戦場カメラマン 沢田教一。1970年にカンボジアで狙撃され死亡。歴史と教科書の山川出版社から死後45年後の発刊だ。沢田教一とともに日本を代表するジャーナリストに岡村昭彦がいた。二人の写真のスタンスの違いはとても興味深い。

 

沢田教一はとても印象深い写真が多い。本人も展覧会に出せるような写真を目指したという。それに比べて岡村昭彦のそれは決して上手いというものだはなかったが、人の行かない所、行けない所で唯一無地の事実を写すという行動力でカバー。

キャプションは沢田は体言止め。代表作「安全への逃避」など、イメージを湧き立たせる手法なのに対し、岡村は主語述語のあるものであった。等々、そんな二人の書籍を読み比べるのも面白い。

南ヴェトナム戦争従軍記 正続 岡村昭彦 岩波新書



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古本アップ情報「宮沢賢治 イーハトーヴの光と影 高野健三(写真)山と渓谷社」




岳神 藤木九三


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